日本の行事「節分」について

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日本人なら習慣化している行事など、知ってはいても実は詳しく知らないことってありませんか?

浅草の茶道体験サロン「和茶子ーwasakoー」はスタッフブログにて

おさらいの意味も含めて日本の行事を取り上げていきます。

 

「節分の日が変動することは、ご存じでしたか?」

 

国立天文台の観測する「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春と定めて、

立春が動けば節分も変動します。

ちなみに、今年は、2月3日ですが、2025年は、2月2日が節分です。

宇宙と豆まきが関係しているなんて驚きですね!!

 

今後100年ぐらいは、2月2日か3日のどちらかになるそうです。

ちなみに2月2日の節分で近かった年は、2021年。

2月4日の節分で近かった年は、1984年でした。

 

2024年2月3日㈯方角(恵方)は、「東北東やや東」です。

以下は節分に臨むための注意事項です。

1⃣ 豆はお供えしておく

霊力が宿った「福豆」は、豆まき開始までは神棚などにお供えしておきましょう。神棚がない場合は高い場所に。

 

2⃣ 豆をまく時間は夜に

できれば夜に。鬼の出てくる時間は夜と考えられているため。どうしても難しければ昼間でも。

 

3⃣ 豆をまく順番は奥の部屋から

「鬼は~外~!」と声を出して窓やドアの外に向かってまいていきます。

室内に向かって「福は~内ー♪」とまきます。

これを玄関まで繰り返します。

✨㌽ 豆をまいたら、窓やドアはすぐに閉めて鬼が戻らないようにします。

 

4⃣ 豆を食べる数は、自分の年の数

「年取り豆」として、自分の年齢と同じ数だけを食べましょう。

地域によっては新年を迎えるので(または数え年で数えるため)、「年齢+1」とも言われます。

✨㌽ 余ったり、食べきれなかった豆は、熱いお湯を注いで「福茶」にできます。

食べたのと同じ効能で豆を香ばしく炒り直し、

塩昆布や梅干しを入れて塩味を利かせると一味違った味わいになります。

 

 

〈節分に食べるといいもの〉

🥜 落花生(ピーナッツ)

大豆の代わりに落花生(ピーナッツ)を殻のままでまく家庭が多いのは、

北海道と東北・信越地方に宮崎県と鹿児島県。

和カフェの和茶子-wasako-スタッフの小学生時代は

学校内の豆まきは落花生(ピーナッツ)をまいていました。

✨㌽ 落花生(ピーナッツ)のカウント方法は、二粒が入っていても殻を一粒とカウントします。

 

🐟 節分いわし

マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシなどの種類がありますが、

大阪市中央卸売市場によると、マイワシにひと塩した「塩イワシ」が定番。

✨㌽ 内臓を出した後に粗塩を30分ほどまぶすと水分が抜け、旨みがギュッと凝縮されます。

 

🍣 恵方巻き

縁を切ることなく、商売繁盛の運を一気にいただく縁起物です。

七福神にちなんで、7種の具を使うのがお約束だそうです。

 

🥢 節分そば

江戸時代には節分は、「年越しの日」でもありました。

節分の日にはそばがよく食べられていて、

大店(おおだな)などで使用人にそばをふるまうこともあったようです。

 

皆様いかがでしたか?
意味を知ると愛着が増えて、より楽しむ余裕が出てきますよね。

和カフェの和茶子-wasako-では節分のスワッグを作ってみました。

これからも浅草の茶道体験サロン 和茶子-wasako-は行事などを皆様にお伝えしていきます。

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